新型コロナウイルス感染症対策(その47) ‐データの示す急所‐
記事・画像引用元(全文はこちら)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228.html
しかし、どこを気をつけて、どこは断固頑張って、どこは少し緩めてもという技術が大事なのですが、それらはデータに基づき、科学的、論理的に考えなければなりません。
和歌山県では、春以来ずっとコロナと闘ってきましたので、データも蓄積しています。
その事実に基づいて、政策の技術向上に努めているのです。
今までもその都度発表してきましたが、この際改めて包括的にご紹介しましょう。
(1) まず、よく言われるのは、病院も大変だから、重症者だけ面倒を見ることにして、軽症者や無症状者は病院に連れてこないでくれという意見をよく見かけます。
しかし、A図を見ていただきますと、それは危ないということがよくわかります。
和歌山県は保健医療行政がちゃんとしていますから発見が早いので、無症状の感染者もよく見つかりますが、感染拡大が怖いこともあって全員まず入院してもらっています。
ところが図のように入院時無症状であった方も、無症状のまま退院される方は約4割、残りの6割は入院後発症しています。
さらに、そのうち4割は軽症どまりですが、2割は重症化しています。
おひとりは亡くなられました。
ここから、初め無症状や軽症だと思えた人も、放置しておいたらいかに危ないかということがわかります。
だから、それが可能である限りは、全員入院が望ましいのです。
これの関連で、この間テレビを見ていたら、コロナ病棟で奮戦している立派なお医者さんが出てきて、医療現場の困難を解消するため、入院や隔離は重症者だけにすることにし、そのため感染症法上、コロナを指定感染症からはずして、インフルエンザ並みの軽い扱いとすべきだという意見を述べておられました。
私は、お気持ちはわかるけれど、コロナの無症状者や軽症者を野放しにしたら、どんどん感染者が増え、感染者の一定割合は重症化するので、結局大病院の重症者用病床は空くことはないのではないかと思いました。
幸い厚労省はそのお医者さんのような意見に組みすることなく、コロナの感染症指定の1年延長をお決めになりました。英断です。
~ 中略 ~
(9) 和歌山県は、コロナの後遺症もトレースしています。
K図を見ると、 分かったことはかなり意外で、命に別状もなく重症化もしなかった若年層にも後遺症は残るということが分かりました。
よく若い人は、自分は命に別状がなくてもお年寄りにうつすと大変なことになるから気をつけようと言われてきましたが、ご本人も後々苦しむ場合があるということです。
そんな人はいないと思うけれど、自分は大したことにはならないから、政府や各県の知事のいうことなんか知るもんかと言って野放図な行動をしていると、後々大変なことになるかもしれません。
分科会より優秀なんじゃねえの、和歌山の保険医療チーム
ワシントンポストも認める保険担当のオバチャン職員がいる
現場の有能な人を拾い上げるのがウマイのと
官僚上がりで事務処理能力圧倒的だから上がってくるデータへの理解と法制度をキッチリ守る能力が段違いなんだろうな
出来る知事だと職員も怠けられないだろうし
データに対する意識高いんかな
頭悪い政治家が官僚の首押さえたり
馬鹿な芸能人もどきが知事やってる他の県が異常なだけ
テレビ的には大阪みたいなセンセーショナルなのが報道しやすいだろうが
流石に知事がこの資料は作らねえわ
この資料を作らしてこうして分かりやすく県民に知らせるが大事なんだろ
知事が作ったかどうかなんて問題じゃないよ
これが後ろ盾なしだと
埼玉みたいに県議に足を引っ張られたり
東京みたいに大臣に足を引っ張られる
道知事が国の指示を待たなくていいのも
スガチルドレンだからこそ
バックがいても無能は無能だから
政治ごっこしてるか政治やってるかの違いだな
引用元: ・2ちゃんねるsc
先もRTした和歌山県知事のメッセージは、今までどこの公的機関が出したものよりも優れている。政府の専門家委員会のものよりもいい(と、知事自身も最後に書いているが)。これほどの人物が知事にもいることを知れたのは、今回のコロナ禍での、収穫だったかもしれない。https://t.co/LlGyMeIAlc
— yhkondo (@yhkondo) December 28, 2020
和歌山やっぱ凄いわ
『和歌山県では、県庁を中心とする保健医療部隊が獅子奮迅の働きで感染者が出ても早期に囲い込んでしまって、感染爆発させないようにしていますので、感染者も割合少なく、全員病院に入ってもらっていますが、病床の逼迫はありません。』
https://t.co/xGW6lUaVN5— mm (@tyonarock) December 29, 2020
もう和歌山県知事を首相にしようぜ。 https://t.co/GTwIdeGDC2 https://t.co/GTwIdeGDC2
— 大越 正浩/M. Ohkoshi (@office_UNITE) December 29, 2020
大雑把なこと言うけどさ、この知事が日本の首相だったなら、日本のコロナ死は10分の1ぐらいに抑えられたと思うわ。本日分のメッセージは全員読むべき。対策しながら、その中でしっかりデータ蓄積してる。すごい。
知事からのメッセージ 令和2年12月28日 | 和歌山県 https://t.co/0uhcndpDUa
— モン=モジモジ@天皇制拒否 (@mojimoji_x) December 28, 2020
和歌山県の分析結果、評判ですが確かに素晴らしいですね…これ論文化できますよ。というか、英訳して発信すると良いかと。
曝露からの発症日とか普通なかなかこの規模で出せません(左、やはり中央値5日で既報と整合)。また、経路不明の少なさがすごい。1-2程度でしょうか?https://t.co/EWALqOxL9j pic.twitter.com/tbAEU0nvEI— ペン二郎 (@morilyn1123) December 29, 2020
知事からのメッセージ 令和2年12月28日 | 和歌山県
わかりやすいわ詳しいわリーダーとしてのメッセージも伝わりやすいわで、今まで知事なんて誰でも変わらないんじゃないかと思ったけど考えが改まりました https://t.co/1yimv00X5z— タビトラ (@tabitora1013) December 29, 2020
コメント