■■■@■■■■■■■■
6人の学者について標準学術評価ツール;スコーパスで調べてみた驚愕(きょうがく)の事実。
計測可能だったのはKYさんだけしかも、H-index2、あとの人みんなゼロ。
国際的にはとても学者とは言えない数値。
総理はこれを調べてこれらの人はじいたのでは?彼らは科学者ではないしもともと国際学者とは言えない
上記内容がツイッター、フェイスブック、YouTube、まとめサイトなどで拡散。学者さんが叩かれる。
反論が続々とツイートされ、毎日新聞も検証記事をアップ。
日本語は載っていない、文系もほぼ載っていないデータベースで、東大の加藤陽子さんとは別の理系のYoko Katoさんを検索して、「H-Indexが2しかない!」と騒いでいる。そもそも加藤陽子さんがこのデータベースに載っているわけないので、別人だと推定できないといけない。https://t.co/4Yc8tm8mlw https://t.co/aetr1ecuji
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) October 8, 2020
これまたひどい話。
h-indexは研究業績をはかる有効な指標の一つだけど、用いるデータベースが英文中心で日本語の論文が入っていないScopusでは文系の日本人研究者の評点が低くなるのは当然。
今回任命されたなかった日本の法律や歴史の研究者は日本語で研究を発表するので評点が0でもおかしくない。 https://t.co/e9vmGwQYfw— Makambo (@tokompema) October 7, 2020
人文社会学系の研究者の英語論文発信力を強めるのはたしかに課題だけど、分野(日本史、法学、日本文学・・・)によってはそもそも英語で発表できる雑誌がほとんどない。
これはフランスでも同じ。人文社会学系で著名なフランス人研究者でも英語論文が少ないとScopusをベースにした評価は著しく低い。
— Makambo (@tokompema) October 7, 2020
h-indexを使って日本の人文社会学系の研究者の業績をはかるなら、Scopusではなく、網羅的ではないけれども、日本語の論文が入っている国立情報学研究所のCiNiiか、Googleの研究向けサービスのGoogle Scholarをもとにしないとまったく意味がない。
また、どこかの政治家やテレビ番組がとびつくのかな。
— Makambo (@tokompema) October 7, 2020
どうやらこれがネタ元のよう。
驚愕でもなんでもない。日本語の論文がまったく入っていないScopusをデータベースにしたら、至極当然の結果。
でも、とびつく政治家やテレビキャスターや騙される人が出てくるんだろうなあ。とほほ。https://t.co/XwkilnoHYO
— Makambo (@tokompema) October 7, 2020
この記事に対して「6名の国際的評価が低いのは事実」という投稿がありますが、日本語メインで論文を発表しているのは同様の分野の数千人の研究者でも同じ。
日本語の歴史史料や条文・判例を扱う分野で英語主体の研究は無理。
任命問題に国際的評価は関係ありません。https://t.co/K4nC5yqD6E
— Makambo (@tokompema) October 10, 2020
スコーパスには日本の人文系論文が入っておらず人文系学者の評価ツールとしては不適格だった
https://togetter.com/li/1606056
ツイッターで拡散「任命拒否6人、ツールで低評価だから学者と言えない」は誤り
日本学術会議の新会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかった問題に関し、「6人を学術評価ツール『スコーパス』で調べたら全員低評価で、国際的にはとても学者とは言えない」とする内容の投稿がツイッターで広がった。このツイートは削除されたが、ネット番組でも同じ内容が紹介され、拡散している。しかし、スコーパス(Scopus)は英語中心の文献データベースで日本語の論文はほとんど収録しておらず、これを基に日本の人文社会系の研究者を評価するのは適切でなく、誤りだ。
https://mainichi.jp/articles/20201010/k00/00m/040/006000c
毎日新聞がちゃんとファクトチェックを報道したのか
よくやった
この間の黒瀬深のBLMデマもそうだけど最近毎日はちゃんとファクトチェックするな
今回のすだれの行動を擁護すること自体が不可能だからしゃーない
デラタメでも信じる層が一定数いるんだね
一体なんなんだよこいつら・・・
政府の擁護者の多くがデマを吹聴することのほうに驚くな
この国は一体どうしちまったんだよ
元々こうなんだよ
関東大震災とか大戦中とかこうだったろ
まともな教養がなければ簡単にデマに飲み込まれて正気を失うんだよ
俺もや
黒川の時の、興味ありません
と同じでむりやりに賛否両論ってことにするんだろう
政府の回し者がうようよしてるみたいで怖いわな
別に政府の擁護はいいんだよ
政府には政府の言い分があっていい
だが事実に基づかない擁護がこれほど溢れかえる状況は異常としか言いようがないんだよね
政府を擁護する連中は事実かどうかなんてどうでもいいってことだな
引用元: ・2ちゃんねるsc
菅政権を擁護するためのデマ一覧
・学術会議は共産党が支配
・学術会議は中国と軍事協力
・学術会議の経費は国会がチェックできない
・学術会議の候補6名の論文はスコーパスで出てこないから無能
・学術会議を6年やると終身年金の利権
・学術会議はレジ袋有料化等どうでもいいことしかやってない←new— Shin Hori (@ShinHori1) October 8, 2020
任命拒否された学術会議の6人。「学術評価ツール『スコーパス』で調べたら全員低評価」とする投稿がツイッターで広がり、ネット番組でも紹介され拡散しました。しかしスコーパスは英語中心の文献データベースで、これを基に日本の人文社会学者を評価するのは誤りです。https://t.co/vHaLtNFJrk
— 小川一 (@pinpinkiri) October 10, 2020
日本どころか、英語圏の人文系研究者の評価を見るにも全くScopusは役に立たないです。その程度のことも調べていないと思われます。https://t.co/48rQMKCr11 https://t.co/KvEqBckhyg
— saebou (@Cristoforou) October 9, 2020
このスコーパスを根拠にするのは無理がある。あれエルゼビアで理系論文だし、法学の場合国内の法律問題に対する研究なら国際学会で発表する理由は特にない。これを根拠に研究者として問題とするならば、全ての研究者を愚弄することに他ならない。
— jddgh3567 (@jddgh3567) October 7, 2020
軍事研究が、たとえ民生転用可能だとしても、いかに非効率で無駄が大きく、利用しづらく、民主的制御が効かず、要するに国民にとっては悪いことばかりか、ということは、たぶん、科学技術史の研究者がきちんと説明しておくべきことだったのだろう。
— 伊藤憲二 (@kenjiitojp) October 11, 2020
学術会議ができた頃には、広い意味での「科学」に日本の未来を託すことがかなり幅広く支持を受けていたと思う。軍事力ではなく、科学と文化が発達して、平和を享受しているのが日本という国の未来像だった。
— 伊藤憲二 (@kenjiitojp) October 10, 2020
だからこそ、学術会議のようなものが政府の内部の機関になったのだろうと思う。
— 伊藤憲二 (@kenjiitojp) October 10, 2020
今の日本ではそのような国の未来像が広く支持されているとは思えない。というより、日本という国が未来にどうなるのか、あまりにも暗澹としているのでなるべく考えないようにしているかのようだ。
— 伊藤憲二 (@kenjiitojp) October 10, 2020
現在の日本の政治は、未来の日本をどのような国にするか、よりも、沈みかけている船の中で、どれだけ他者から利権を奪い取るか、を中心に回っているように見える。
— 伊藤憲二 (@kenjiitojp) October 10, 2020
その中で研究者集団というのは、望ましい未来を生み出すのに必要なものというよりも、割と簡単に奪い取れそうな資源をまだ持っている人たちと見えるのだろう。
— 伊藤憲二 (@kenjiitojp) October 10, 2020
実現すべき未来を想像できない国では研究活動の価値の大部分がなくなるのは、ある意味当然のことである。
— 伊藤憲二 (@kenjiitojp) October 10, 2020
いくつも見たがテレビや YOUTUBE などで語られているデマが凄い。まるで日本学術会議が中国政府の味方かの様な話など。この国の中心は危険なデマでできているのではないかと思うほどだ。どうしたら良いものか。
学術会議の実態は?固定給、年金なし…自腹出張も:東京新聞 https://t.co/sTrCL75NJy
— エリック C (@x__ok) October 10, 2020
コメント